福祉の分野について

対象・分野・職種について

公的な福祉サービスの仕事の対象・分野は、「対人援助サービス」と「地域社会を対象とした仕事」(行政、社会福祉協議会)の2つに大きく分けられ、仕事・職種は6系統に分けられます。図でまとめると次のようになります。

対人援助サービス

直接の対人援助サービスは次の4つの対象・分野に分かれます。

  1. 高齢者
  2. 障害児・障害者(身体障害児・身体障害者、知的障害児・知的障害者、精神障害者)
  3. 児童
  4. その他生活困窮者等(低所得者、母子家庭、婦人保護その他)

 

また、さらに次の6系統の仕事・職種に分かれます。

 

  1. 介護(ケアワーク)の仕事
  2. 保育の仕事
  3. 相談援助の仕事
  4. 看護、リハビリテーション関係の仕事
  5. 栄養・調理関係の仕事
  6. 運営・管理関係の仕事

地域社会を対象とした仕事(行政、社会福祉協議会)

行政の相談所や社会福祉協議会は、地域のサービス提供機関や団体との調整、これら機関・団体間の調整、新しい資源の開拓など、いずれも広い意味での地域社会を対象とした仕事をします。
ただし、仕事の内容は個人への相談援助活動から各種事業等の企画・実施まで幅広く、また社会福祉協議会のように対象・職種・事業ともに多様な職場もあります。

  • 行政の相談所(福祉事務所、児童相談所等) … 福祉サービスを必要とする人の相談にのり、希望する福祉サービスが受けられるよう関係機関と調整したり、継続的な相談・援助を行う
  • 社会福祉協議会 … 地域福祉を推進するため、さまざまな機関や団体、個人の福祉活動支援を行う

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